過払い金

過払い金(かばらいきん)

「過払い金」とは、読んで字のごとく、払いすぎたお金のことです。過払い金は返還してもらうことができます。

消費者金融やクレジットカードなどの個人向けの融資の金利が、利息制限法で定める上限金利である年15%~20%を超える場合、返済の期間がある程度長ければ、債務残高が残っていても、「過払い金」がある可能性が高いです。返済期間が短く過払い金がなくても、債務残高の圧縮の可能性はあります。

それは、「法で定める上限金利を超える金利分は、支払う義務がないもの」として扱われるためで、2006年1月の最高裁判決が大きな追い風となりました。

また上限金利引き下げが盛り込まれた改正貸金業法が成立したこともあり、2006年末以降、消費者金融やクレジットカード会社では相次いで融資の金利を引き下げ、上限金利以下の金利に改めています。

ところで、過払い金返還請求を行うと、信用情報に金融事故として記載が残ることになります。それにより、その後5年~10年程度は融資を受けることが難しくなるといわれています。安易な気持ちではできないですが、借金の任意整理では「過払い金」が中心的な位置づけとなります。

過払い金の返金状況

借金を上限金利で返済した場合以上の額を支払っている場合、そのうち超過分が「過払い金」として返金してもらうことができます。

しかし、過払い金の返金の実際については、金融会社によってかなり違いがあります。

非常に良心的な会社では、過払い金を満額返金してくれるところもありますが、過払い金の返金額が8割程度まで割り引かれることは珍しくないようです。過払い金の折り合いが付かない場合は、訴訟が行われる場合もありますが、訴訟を経ても、過払い金の半分も取り戻せない場合もあるそうです。

過払い金を請求する会社が会社更生中などの場合も、過払い金の返金は額的にあまり期待できないようです。

仮に過払い金があっても相手の会社が潰れてしまっていたら、過払い金が返ってこないということもあります。

債務整理の場合、過払い金が取れるか取れないかは大きいです。過払い金が戻ってくれば、そのお金で他の会社の債務を返済することもできますからね。

ところで、過払い金返還請求や、貸金業の規制強化などにより、消費者金融やクレジットカード会社など貸金業の経営環境は厳しいです。

借金の整理は、やるなら早いうちですね。問題を先送りするほど、過払い金が取れなくなる可能性や、目減りする可能性が高まっていきます。


用語の解説




借金と借金整理に関わるひとこと情報

消費者金融会社
消費者金融会社といえば、武富士、アコム、アイフル、レイクなどなど。いろいろな会社があります。昔は消費者金融会社のテレビCMも多かったためかなり知名度が高い会社が多いですね。

過払い金の目減り
過払い金は満額返還されるケースって多くは無いようです。過払い金を返還する貸金業者などの状態によっては、過払い金があっても返還されなかったり減額されたりと言うことがあります。

無借金生活
無借金で生活できることが一番です。収入の範囲内で生活をするようにすれば、借金をする必要はありません。とてもシンプルですね。でも、これを実行し継続することは多くの人にとっては難しいようです。

上限金利
上限金利は法律によって決まっています。上限金利は貸し出し金額に応じて15%~20%となっています。金額が大きいほど上限金利は下がります。自分の借金の金利についてチェックしておいたほうがいいですね。

借金整理の専門家
借金整理について専門家を頼る場合、どんな専門家がいるでしょうか?それは司法書士と弁護士です。ただ、資格者だからと言って借金整理に長けているというわけではないようで、借金整理を得意とするこれらの専門家に相談することが大切です。

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